利益を出す

マンションと公園

政府の低金利政策によって、銀行預金の利子は低い水準のまま保たれています。
そのため、定年を迎えた高齢者の方々は、退職金などのまとまった資金をおおきく運用して、少しでも老後の蓄えにしようと考えて、金融機関や証券会社の説明を受け、期待を持って、金融商品を購入します。
けれども、株式や投資信託などの金融商品はリスクがあることが繰り返し強調されていて、自分には関係ないだろうと思っていたら、ことごとく海外の為替市場のあおりを受けて、みるみる間にこつこつ働いてきて手にした資金を大幅に減らしてしまうということが、全国的に発生しました。
もともとそういう性質のものであることは承知の上なのですが、まさかが続くとそういう事態を引き起こすことになるのです。

かれらは痛い目に遭ったので、投資の世界から身を引くかと思えば、金融機関や証券会社はそれではというので、不動産投資、マンション経営での利回りを紹介してくれます。
いわゆる不動産ファンドのようなものがあります。
これからもっと直接的にサブリースのような形態への窓口もあります。
いずれにしても不労所得を目指す口当たりのよいものですが、これもまたリスクと隣り合わせであることに注意を払う必要があります。
物件そのものが現物なので、市場の影響は受けませんが、人間を介在させるので、家賃の不払いや物件維持にかけるコストなど金融商品にはない出費も発生してくるわけです。
確かにうまくいけば長期的安定的な収入源となりますが、そのためにはよき賃借人、優良物件と出会うことが大切になるのです。